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箱館港は1859年、日米修好通商条約に基づいて正式に国際貿易港として開港し、2009(平成21)年に開港150周年を迎える。
「函館開港150周年」を記念して様々な事業やイベントが計画されて、そのひとつに「開港5都市麺フェスタ」がある。
ここ函館からは、『南京そば』の復刻版が提供される。
その名の通り中国・南京より明治時代に伝えられたものだが、明治17年の新聞に『本日より発売します』との養和軒(店主:陣南養)の広告がるだけで、詳しいレシピなどは残っておらず『幻のラーメン』として語り継がれている料理。
今回提供される『南京そば』は市内屈指の人気ラーメン店『あじさい』が舵をとり、当時の味を資料などを参考に手探りで再現した物。
殻付き小麦と普通の小麦を6:4のバランスで混ぜ合わせ、手打ちで製麺し、当時と同じように包丁で切った中太から太麺サイズ。
スープは当時高価だった鶏を使用し、岩塩で味付けされたあっさりとした風味。
トッピングには錦糸卵やネギ、銀杏や胡麻油をあしらったほうれん草。
総合的にヘルシーという点の他、銀杏を10個あしらう事で縁起も担いでいる。
全てにおいて『当時無かった物・方法は完全排除』という徹底ぶりだ。
今回、この『南京そば』の試食をさせて頂く機会を頂いた。
スープにも麺にも工夫を凝らした現在のラーメンに慣れてしまった舌には、若干の物足りなさを感じるものの、素朴な味わいが特徴で、あっさりとした中にもしっかりとした味がある。
完成までの道のりは険しく、試行錯誤を繰り返しながらも発展していく同企画に注目して頂きたい。
>開港5都市麺フェスタ概要
■日時/平成20年10月12日(日)~13日(月・祝) 10:00~16:00(予定)
■場所/金森倉庫イベントスペース
■価格/1杯500円
■数量/500~700杯
■内容/開港5都市(函館、新潟、横浜、神戸、長崎)のラーメン店が出店の他、各都市の特産品販売コーナーを設置
■問合/函館開港150周年記念事業実行委員会事務局(函館市港湾空港管理課内) 0138-21-3493(担当/松木・船山)
※写真は試作品で機械切りされた麺を使用したものです