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jam函館、道南便りのページで連載中の『ハコダテノヒト』。
1/20発売の2月号では、むげん空間 小春日和代表の大野友莉さんにインタビューしてきました。
今回も、紙面で紹介しきれなかったその内容をココでご紹介したいと思います。
ハコダテノヒト 第十一回…大野友莉(おおの ゆり)さん
(むげん空間 小春日和代表)
むげん空間 小春日和HP
(略歴)
名寄市出身。函館工業高校を卒業後、学生時代から続けていた音楽活動で活躍。04年に行われたひのき屋のライブをきっかけに、初めてボランティア活動に参加。
昨年10月、八幡町に『むげん空間 小春日和』をオープン。
jam(以下・j)「今日はよろしくお願いします。さっそくですが、大野さんは函館出身ですか?」
大野(以下・大)『いえ、出身は名寄市なんです。』
j「函館に来たのはいつ頃なんですか?」
大『たぶん、2歳とぐらいの頃ですね。両親の仕事の関係で来たんですが、本当に小さかったんでほとんど記憶に残っていないんですよ。』
j「こちらのギャラリーオープン前から色々な活動をしてきたと聞いたのですが、たとえばどういった活動をされてきたのですか?」
大『毎月、定期的にイベントなどには参加しているんですが…私、実は歌を歌ったりもしていて、ライブ出演もさせてもらっているんです。
イベントの方では3月に『世界のCMフェスティバル』というのが国際ホテルで開催されたんですが、その受付をお手伝いしたり…』
j「あ、私達それ行きましたよ!」
大『本当ですか?私、受付にいました!』
j「前にもお会いしてたんですね~(笑)他にはどんなものに参加したんですか?」
大『あ、こちらに2008年に参加したイベントなどを一覧にまとめてみました。
えーと…7月に行った『六ヶ所村ラプソディー』という映画上映や、『はこだて国際民俗芸術祭』のスタッフをさせて頂いたり…。
後、イラクの子ども達が書いたポスターが、いろんな所を巡回して函館に来たんですけれども、それを市内10店舗くらいにお願いして飾らせてもらった『旅するポスター展in北海道』というイベントがあったんです。これは私にとって大きかったイベントですね。』
j「たしかネハナさんとかにも飾られてましたよね?」
大『あ、それです!期間中にイラクの子ども達へ医療支援の為にチャリティーライブを2回行ったりもしました。』
j「市内の大きなイベントには殆ど関わっているんですね。」
大『実は、元々そういうイベントの時にスタッフとして関わるのが好きというか、中身を知りたいって気持ちがあって、よく参加していたんですけれど…今年は自分のテーマとして、限界に挑戦しようって思っていて、それでたくさんのイベントに参加してみたんですよ。』
j「凄いですね…これだけの数に関わるというのはかなりお忙しかったでしょうね。」
大『それこそ限界を感じてしまった部分もありましたね~(笑)』
j「いつ頃からこういったものに参加し始めたんですか?」
大『きっかけは、2006年に『ひのき屋』さんが東本願寺で開催した野外ライブなんですが、その時に初めてボランティアスタッフとして関わって、みんなで作り上げる楽しさや、人との出会いがこんなにも楽しいものなんだなって感動しちゃいまして。それからですね、何かあれば「参加しよう!」となったのは…。』
j「なるほど~。きっかけはあの『ひのき屋』さんだったんですね。」
大『ライブとかは高校生の頃から定期的にやっていましたし…』
j「学生の頃からライブ活動をしていたんですね。」
大『高校の時はドラムを叩いていたんですよ。』
j「ちなみに、高校はどちらですか?」
大『工業高校のインテリア科です。』
j「あっ!私の先輩ですね!」
大『ええっ!そうなんですか?偶然ですね!』
(ここで、函工話に花が咲く…)
j「その頃から学校祭でバンドをやっていたんですね。」
大『そうなんですよ。高3の学校祭で、ある意味デビューをして…(笑)』
j「バンド名は何というんですか?」
大『学祭の時だけのグループだったり、色々なバンドを転々としていたのでハッキリとはないのですが…。
男子に混ざって一緒にバンドしたりとかもありましたよ。』
j「おぉ~。」
大『2、3年ぐらい前から、もっと歌いたいっていう気持ちがあって…キーボードを弾きながら歌ったりとか…そんな活動をするようになったんです。』
j「ちなみに、これから参加予定のイベントやライブはありますか?」
大『函館も最近イベントが増えてきているので、これからは自分が主催する側をやっていきたいな、と思っているんです。
特に音楽のイベントが最近多いと思うんです。』
j「そうですね。『はこだて国際民俗芸術祭』もありましたし、盛り上がってきていますよね。」
大『はい。それで、今こうしてギャラリーも開くことが出来たので、函館のアートを支えている人達をメインにしたイベントを2009年あたりに…と計画しているんですよ。』
j「今、色々と構想中なんですね。」
大『今年の10月に行った『エネルギーアーティスト』というイベントなんですが、2部制になっていて昼は子ども達にむけた体験ワークショップ、夜はライブをやったんですよ。』
j「あ、『やきとりBar 蔵』でやったやつですよね?」
大『ええ、そうです。』
j「書道家の櫂さんが参加されてましたね。」
大『はい、櫂先生も講師として参加して頂きました。
『エネルギーアーティスト』という題のとおり、講師の方がエネルギーを持ったアートの心を子ども達に伝えるということで開いたんですが、実際にやってみたら子ども達の方がたくさんのエネルギーを持っていて、私たちの方がパワーをもらえたような感じがしましたね。』
j「アーティストとアートと子ども達…。
それは印象に残る一大イベントですね。」
大『そうなんです。今年はライブの主催として関わるのが多かったです。』
j「では、こちらのギャラリーを開かれたきっかけは何ですか?」
大『お店を持ちたい、という気持ちは学生の頃からあったのですが、こうしてイベントに参加したり企画したりとなった時に、人が集まったり表現することが出来る場所があるといいなって思ったんです。
私が用意できるのはこの“箱”(お店)だけなんですが、ここに人が集まって、活動できる空間として使って欲しいと思っています。』
j「今は写真展を開いていますが、ジャンルにこだわらず何でもOKなんでしょうか?」
大『はい。もちろん、写真のような“静”の展示だけではなく、映画の上映といった“動”の展示やワークショップなど、それぞれの才能を生かして表現する場所として使って欲しいですね。』
j「ただ展示するギャラリーではなく、今までとは違ったギャラリーなんですね。」
大『これからやっていきたいと思っているのが映画の上映なんですよ。
でも、出来上がっている映画をただ流すのではなく、函館にもアマチュアで映画制作をしている人達がいるのでそういう方々に上映する場として使って欲しいと思っています。』
j「こういった場が増えていくのは、アートな方達ももちろん、市民としても楽しいことが増えてきて嬉しいです。」
大『そうですね。私はオープンするときに凄く意識していたんですが、“ギャラリー”という固定概念にとらわれて、ただ受け入れるだけではダメなんだなって思っていました。』
j「というのも?」
大『このギャラリーで何か展示するとかじゃなくとも、そういった活動をしている方が「他でどんなことをやっているの?」っていう疑問に答えたり、提案できたりする人になりたいなって思っているんですよ。今はまだまだなんですが…(笑)そういうのもあって、イベントを色々と見て歩くのも好きなんです。』
j「でも、“ギャラリー”というと、やはり“展示してある場所”というイメージが固まっていると思うんですよ。
なので、逆にそこから情報発信も出来たらすごく良いですね。」
大『ギャラリーもスタンプラリーのように同じテーマを持って、見て歩けるようなネットワークが出来たら楽しいですよね。
そういうのを作りたいなって密かに思っているんですよ。
楽しいことがあるのに、今はまだ“点”でしかない気がするんです。
全部が繋がったら、函館が凄く盛り上がるのに…』
j「たしかに、まだ横の繋がりっていうのは確立されていないですね。」
大『そう思いながら活動している方もいるんですけどね…。
私は、もっとこう…アート界をひっくり返そう!っていうぐらいに思っているんですよ。(笑)』
j「お~!楽しみです!(笑)」
大『函館以外の土地の方で、函館に憧れを抱いていて展示会やイベントを開きたいって人って多いんです。
ただ、実際に開こうとしても、こちらの方のネットワークがある程度無いと、ただやっただけで函館の人にも知られずに終わってしまう…。もったいないですよね。』
j「では、最後に函館の街をどう思いますか?」
大『そうですね…。やっぱり、人が凄く近い街だと思うんですよ。
今日みたいにちょっと話したら何かの共通点があったりとか。
それだけ色んな出会いが大事で、人同士が凄く近いと思うんです。
だから、一人繋がるだけで遠いところまで繋がって行けるんじゃないかなって思います。人脈が根付いている街ですよね。人に感謝をしつつ、自分も誰かに手助けできる人間にならないとって思えます。』
j「函館ってせまいねってよく言う言葉ですが、それだけ人同士が繋がっている街ってことですね。」
大『“人”の街ですね。海があって山もあって…という景色も好きなんですが、函館の何が一番好き?と言われたら、やっぱり“人”ですね。』
j「私も函館大好きです。もちろん“人”も好きです!
今日は貴重なお話をありがとうございました!」
大『いえ、こちらこそありがとうございました!』
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※このエントリーは「函館情報市場『ハコイチ!』」が行っています。
